スイス の バーグ・エビetc. 閉店されてしまう前に体験!!
彦根の有名な「スイス」さんが今月いっぱいで閉店してしまう… との悲しい情報が彦根在住の友人から。
29日(日)をもって閉店されるそうなので、ずーっと攻略候補にしていたのに、まだ行けていなかったお店を、緊急訪問しました。
開店時間である11時の少し前に到着したのですが、すでに長蛇の列。
お店に隣接する臨時駐車場に辛うじてクルマを停めることができたので、さっそく列に加わります。
5~60人目くらいだろうか?
しばらくすると、女性店員さんが、人数を確認しながら、おおむねの入店時間を知らせてくれました。
「誠に心苦しいんですが、2時間ほどかかります。申し訳ありません。」…とのこと。
問題なし。覚悟の上で来てますから。
っちゅうか、閉店までの駆け込み訪問で、こちらの方が申し訳ありませんという気分です。
改めて眺めると、建物は完全につたに覆われ、その姿はまるで小さい山のようです。
小山の山腹にある排気ダクトから時々立ち上る煙。これは活火山なのだ。
その噴煙が醸すシビレル匂いで、待っている間も全く苦になりません。
正面側に回ってみると、趣のある風景。
ちょっと合掌造りの建物のように見えてしまうのが面白い。
予告どおり、まさに2時間ほどで入店できました。
店の奥、カウンター右端の、調理されている様子を目の前で拝見できる、ありがたい席です。
オーダーは事前学習どおり、「バーグ・エビ(ハンバーグ・エビフライ)」 ¥900 、そして「オムライス」 ¥400 を。
さらに、デザートに(と自分に言い聞かせて 笑)、「カレーライス」 ¥350 も。
店主さんと奥様の二人がキッチンに立たれています。
目の前で次々に仕上げられ、素早く各テーブルに旅立っていく。見ているだけで楽しい。
たくさんのお客さんなので、お二人は全く休みなく動き続けておられる。大変だろうなー。
これだけの数だと、オーダーの把握すらも難しいだろうなー。
きました、まずはオムライスです。
お世辞にも綺麗とは言えない平べったい形で、ライスは軽め。
他店で普通いただくものの6~7割といった分量かな。
しかし、一口いただくと、その旨さに驚きです。
とろっとろの白身感を残した玉子が実に旨い。チキンライスにも主張があります。
自家製なのか、ケチャップもいい。
そして、今回メインにいただく「バーグ・エビ」の登場。
その名のとおり、ハンバーグとエビフライがグリル皿で提供されるのですが、鉄板の熱で激しく煙が立ち上る、まさに「あっちっち」の状態です。
大き目のエビはプリップリ。超熱々。ここまで「あっちっち」の海老フライは人生初です。
そしてハンバーグは牛肉の美味しさが爆発。あふれる肉汁、ほどよい焦げ感、歯ごたえも素晴らしい。
量も想像以上にありました。
遅れて登場のカレーライスは、標準的なサイズ感。
量的に食べきれるのかが心配で、オーダーするかどうか迷いましたが、やはりいただいて正解。
上記2品ほどのインパクトはないですが、正統派のお味。
これが学食並みのこのお値段でいただけるのですから、感謝の一言です。
以上、なんという感動的なお食事でしょうか!!
さすがは行列店。そして人気店ぶりが納得の、なかなかのインパクトでした。
女性店員さん(並んでいる際に入店見込み時間を知らせてくれた方です。)の接客も好印象。
すべてひっくるめて、創業昭和47年という、50年もの歴史のあるこのお店が閉店されてしまうのが本当に残念だ。
「特製名物スイス丼」もいただいておきたかった。
「ポーク・テリヤキ(タマリヤキ)」も気になるー。
むむぅ、これは5月29日までに、もう一度、お伺いしてみる??
住所: 滋賀県彦根市中藪町598-2
電話: 0749-23-6501
営業時間: 11:00~15:00
定休日: 月曜日
公式HP:
主なメニュー:
バーグ・エビ(ハンバーグ・エビフライ) 900円
オムライス 400円
カレーライス 350円
ボルガライスを食べた感想などを コメント(↓)ヨロシク!!</font>
Light French MerPe(マーペ) の 8品COURSE
試したいと思っていた「Light French MerPe」(マーペ)さんのランチ。
これまでお弁当を数回いただいていますが、お店でいただくランチは、期待を大きく超える内容でした。
オーダーは、2種あるランチコースから、お安い方の「8品COURSE」 ¥3,000 、そして「ノンアルコールビール」 ¥400 です。
2時スタートで、お酒なしだったのですが、テンポよく提供される料理で1時間半を超える時間をフルに、ゆっくりと楽しませていただきました。
以下、口頭でいただいた説明を記憶のままに。(多少あやふやがあります。汗)
アミューズ 3種
真子のテリーヌ
原木シイタケ カニミソのソース
前菜
大野荒島ポークとヤーコン パルメザンチーズかけ
いずれも濃厚なうまみが凝縮されています。
そしてメイン。このお値段のランチなのに、魚・肉の両方です。
お魚
越前産真鯛 クスクス、そばラビオリ風、春菊添え
カリフラワーソース、へしこ
お肉
荒島ポークシャトーブリアン スナップエンドウ、さくさく小松菜添え
えごまと蘭麝酒のソース、自家製の塩
デザート
タルト カスタードクリームとオレンジ
真子のテリーヌ、濃厚なポルチーニなど、アミューズの内容はまさに驚きでした。
この日のコースにはパン、スープは含まれていませんでしたが、量感も十分。
そして、いずれのお皿も、食材の鮮度、薫り、うまみを最大限に生かしていて、本当に満足度の高い内容。
上質なフレンチですが、背後には和の魂が流れている…、そんな印象を抱かせます。
食事中サーブされたお水は、福井の湧き水:お清水不動尊 だそう。
そして、アミューズに使っていた自家製パンは、文殊山のお水 を使い焼かれたとのことです。
なるほど、wakimizu-coffee もメニューにありますね。
食材のみならず、越前焼の器のほか、カトラリーなどにも福井のテロワールを感じる MarPe(マーペ)さん。
火曜と水曜の2日だけの営業ですが、営業時間は 11:00~18:00 となっていて、フルにランチコースの提供をされているんですね。
夜も相談すれば対応していただけるようです。
そして、なんと、6月には店舗を越前町旧宮崎地区に移転されるとのこと。
営業は火・水曜のみを続けられるのかな?
いずれにしても、名前が知れ渡ると予約困難店になるかもですね。将来はミシュラン店かも!!
こちら「市之助一丁目」のシェアカフェ店舗でいただける期間は残り3か月弱になりそうなので、越前市内の皆様には、是非、今のうちにお試しいただくことをお勧めします。
備考:
シェフは、谷橋洋平さん。
「おいしい学研究所。」所長。ゴ・エ・ミヨ格付け店ほか複数の店舗で修行。
トレイルランナー。2020福井県ブランド大使。
住所: 福井県越前市高瀬1-4-32-1
電話: 0778-43-6185
営業時間: [火・水] 11:00~18:00
定休日: 月・木・金・土・日曜日
公式HP: Light French MarPe
主なメニュー:
8品COURSE 3,000円
12品COURSE 5,000円